初恋のつづき 〜もう一度君と〜

俺が何度も遊びに来た時と
全く変わらない部屋だった。

写真とか、雑誌とか、鏡とか
女の子らしいものも増えてたけど、

やっぱり美沙らしい、カラフルな部屋のままだった。

美沙はその部屋の中心にいて、
車椅子からは降りて地面に足をのばして座っていた。


顔だけをこっちに向けて、手で座りなよ!とぽんぽんと床を叩いている。

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