初恋のつづき 〜もう一度君と〜

瑞希先輩は部活引退の時期になっても
しょっちゅう部活に来てくれて居た。

受験生なのに………
たまに泳いだりもしてた。

そんな先輩が俺は大好きだった。

部活に来ては、

「太陽!お前またタイム上がったんだってな!いやー嬉しいよお兄ちゃんは!」

「だれがお兄ちゃんだ!嘘つくなよー」

とふざけあったりもした。

タメ口はいけないけど瑞希先輩はなぜか
タメ口をものすごく嫌がった。

「1年や2年しか年違わねーのに、タメ口とかなんか……やだ。」

って水泳部全員の前で言ってた。

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