初恋のつづき 〜もう一度君と〜

俺は何もできなかった。

俺のせいで瑞希は……。

命はとりとめた。だけどもう、前みたいには……泳げない足になってしまってた。
リバビリをすればなんとかまた泳げる、
けど、速くは泳げない…。

瑞希は

「太陽〜!俺はなーお前を守れて良かったよ。お前は水泳界には必要な存在だ!そいつが目の前にいて助けねぇやつはまず、居ねぇよ!リハビリがんばって絶対また泳ぐから!」

といつまでも優しかった。

1番辛いのは瑞希なのに……。
< 177 / 199 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop