俺様天使と小悪魔ちゃん
「まずは翔の魂を俺たちの保護下に
置いて様子見するかな」
「あれ?
さっきと言ってること違わない?
意外とのんびり作戦?」
「ばーか。
こっちが焦って無理強いしても
願い事なんてでてこねーだろ。
あいつがほんとうに
望んでいることがなんなのか
見極めて誘導するんだよ」
「…はぁ〜、なんかすごいね、イサヤ」
メイが突然キラキラとした瞳で俺を見つめてきた。
こいつのくるくる変わる表情は結構好きかもしれない。