俺様天使と小悪魔ちゃん



初仕事の日だし、パートナーの天使さんとの初顔合わせの日でもあるのに…。


そんなわけで、やや遅刻気味で家を出た私は、目的の建物に着いてから廊下を猛烈にダッシュしてた。

しかも迷った…。


「なんなのこの建物。
 やたら廊下が長いし〜」


泣きそうになりながら走っていた私は、前方に、キラキラ光る金髪のストレートヘア、そして純白のローブを身に着けた長身の天使を見つけた。



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