俺様天使と小悪魔ちゃん
「はい…じゃあ、エイリ…さん」
私がしぶしぶうなずきながら言うと、
「ふふ、良くできました」
と言いながら、エイリさんが私の頭をそっとなでてくれた。
いや〜ん、私メロメロになっちゃう…
幸せな気持ちでエイリさんに見とれていたら、エイリさんがちょっと寂しそうな顔になってから言った。
「本当はもうちょっと
ゆっくりお話ししたいんだけど、
メイちゃん時間ないでしょ?」
「え?」
…あぁ!そうだった!!
「私、リール大佐に呼ばれてて!
遅れた上に迷子になって!!!」