俺様天使と小悪魔ちゃん
そこまで考えて、私は頭を小さく振った。
とにかく、そんなことを言ってる場合じゃない!
今はイサヤを救うことを考えなくちゃ!
周りでみんなが見守っているのはすごく恥ずかしいけれど、それも気にしちゃダメ!!
きっと、隣のベットで身動きとれない悪魔さんも、この複雑な光と闇を解くことと、それを取り出すのに消耗してあんな風になっちゃってるんだね…。
この時の私には、この理由が完全に間違っていることなんて知るわけもなく。
直後に起こった人生初のキスが衝撃の体験になっちゃうなんて……
わかるわけないでしょ〜〜〜〜〜!!!!!