俺様天使と小悪魔ちゃん



順調に闇が私へと移動してて、イサヤの中から私の中へと移ってきた闇は私の闇に飲まれて消滅していくのがわかる。

それに安心したのと、残りもあと半分位というのがはっきりしてきた頃、魔法陣の力で光から分離していた闇が突然抵抗を始めた。


この後に及んで抵抗するなんて、なんて質の悪い闇なの!!


私はあの時の死神を思い出して頭に血がのぼりそうになったけど、ここで私が心を乱して失敗したら死神の思う壺!

そんなことは絶対にさせない。
そう思って気合を入れ直して闇を強引に引っぱり出そうと思った時だった。



< 307 / 526 >

この作品をシェア

pagetop