俺様天使と小悪魔ちゃん


そう思ったら、またモヤモヤした気持ちになった。

イサヤといえば、私の気持ちなんて全く知らないもんだから、目線を私から外すと普通に話し始めた。


「エイリがさぁ、
 俺が適当なことやったせいで、
 俺の体の中で闇と光が無茶苦茶になって
 かなり面倒なことになってた
 って教えてくれた。

 ベテランの闇祓いが
 途中でギブアップしたような闇の浄化を
 お前は買って出てくれたんだろ?

 しかも、しっかりきっちり
 きれいにしてくれた。
 
 …ありがとな…」


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