俺様天使と小悪魔ちゃん



「ど、どういたしまして!
 パートナーなんだし、
 助けるのなんて当然でしょ!?」

「そっか、そうだな。
 俺たちパートナーだもんな…」

あれ?てっきり『チビのくせに生意気だ』とか返してくるのかと思ったのに…?

イサヤの反応が気になったけれど、理由が思い当たるわけでもなく。
かといって素直にどうしたの?と聞くにはイサヤの表情があまりにも寂しそうに見えたから、つい聞きそびれてちゃった。

この時に私が素直に聞いてれば、あんなことにはならなかったかもしれないのに……

< 349 / 526 >

この作品をシェア

pagetop