俺様天使と小悪魔ちゃん
扉をくぐった先は真っ白な雲の中でした…。
しかも密度の高い霧の中にいるみたいに、なにも見えない!?
自分がどこにいて、どっちに向いて飛んでいるのか全くわからなくなって、パニックになった私…。
「ぎゃ〜落ちる〜!!
誰か助けてっ!」
気づいたら思いっきり叫んでました。
怖くてどうしていいかわからなくて…
あぁ、私、初仕事をこなす前に死んじゃうのかも。
なんて変に冷静な考えが浮かんだ瞬間、ふわっと体が浮いた感じがした。