お姫様と意地悪王子様


「まぁ、そこの学校の校長先生私の知り合いだから大丈夫よ☆」


大丈夫よ☆じゃないし‼


いくらなんでも…


私女なんですが…


男子校に行くなんて…無理。


「私女の子だよ?男子校なんて…」


「それは心配しないで!色々と準備はしてあるわ!」


いきなりお母さんは、椅子から立ち上がるとタンスの方に向かい紙袋を手にし戻ってきた。
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