恋して涙して
第1話
出会いは突然。
「美咲、おはよ」
笑顔で挨拶をしてくるこの子は
小学校からの腐れ縁で、
今はなくてはならない存在の
藤崎南那。
いつも笑顔でおもしろい。
とっても明るい可愛い子だ。
「おはよ。」
それに比べて私はというと、
あまり目立たないし
全然可愛くないし…南那のとなりにいていいのか
正直不安になることもしばしば…
「美咲!聞いて聞いてー」
今日はいつにも増してテンションの高い南那。
そんな南那を不思議におもいながらも
彼女の話に耳を傾けた。
「あのね…実はね…うふふ(*´`)」
「なにー?顔が緩んでるんですけどー」
「あのね!彼氏ができたの!」
唐突な南那の発言に一瞬フリーズ…
あの、いつも彼氏欲しいだとか
リア充爆発しろだとか言ってた南那に…
彼氏ですとーー!?
「えええええ!だだだ、誰!?」
私は自分の席から勢いよく立ち上がると
思わず大きな声で叫んだ。
「みっさきー声大きいよー」
いつまでも顔が緩みっぱなしの南那に
ちょっとイラっとするが
今はそれどころではない。
「南那に彼氏とか…どんだけお人好しの人…」
「全部聞こえてるゾ☆」
おっと、いけないいけない…
「実はね、先輩なんだー。」
「先輩??」
「そ。先輩だよ。」
いきなり真剣な表情になった南那につられ、
私も真剣に話を聞く。
笑顔で挨拶をしてくるこの子は
小学校からの腐れ縁で、
今はなくてはならない存在の
藤崎南那。
いつも笑顔でおもしろい。
とっても明るい可愛い子だ。
「おはよ。」
それに比べて私はというと、
あまり目立たないし
全然可愛くないし…南那のとなりにいていいのか
正直不安になることもしばしば…
「美咲!聞いて聞いてー」
今日はいつにも増してテンションの高い南那。
そんな南那を不思議におもいながらも
彼女の話に耳を傾けた。
「あのね…実はね…うふふ(*´`)」
「なにー?顔が緩んでるんですけどー」
「あのね!彼氏ができたの!」
唐突な南那の発言に一瞬フリーズ…
あの、いつも彼氏欲しいだとか
リア充爆発しろだとか言ってた南那に…
彼氏ですとーー!?
「えええええ!だだだ、誰!?」
私は自分の席から勢いよく立ち上がると
思わず大きな声で叫んだ。
「みっさきー声大きいよー」
いつまでも顔が緩みっぱなしの南那に
ちょっとイラっとするが
今はそれどころではない。
「南那に彼氏とか…どんだけお人好しの人…」
「全部聞こえてるゾ☆」
おっと、いけないいけない…
「実はね、先輩なんだー。」
「先輩??」
「そ。先輩だよ。」
いきなり真剣な表情になった南那につられ、
私も真剣に話を聞く。