チェンジ type R
鏡の中の自分が二重に見えたり、空耳が聞こえたり――入れ替わりが起こってしまった為に私の精神はかなり参ってしまっているようだ――。
と、自分を無理矢理に納得させてみたのだが――。
(おい! 無視してるんじゃない!!)
――って!!!!
また声が聞こえた!!!
やはり空耳ではないらしい。
でも、声の主はドコ?
声の主の正体――それはスグに分かることになった。
その人は……さきほどからずっと私の目の前にいたのだ。
いや、私が見えていなかっただけで朝からずっと私の傍に居たのだろう。
でも……理屈は分からないけど。
見える……うん、見える。
その人は、声の主は――鏡の中に居た!!
(ここだ、ここ!)
鏡の中に二重に映っている私。
そのもう一人の私、うっすらと透けている隼人くんが――コチラに向かって手を振っていた。
と、自分を無理矢理に納得させてみたのだが――。
(おい! 無視してるんじゃない!!)
――って!!!!
また声が聞こえた!!!
やはり空耳ではないらしい。
でも、声の主はドコ?
声の主の正体――それはスグに分かることになった。
その人は……さきほどからずっと私の目の前にいたのだ。
いや、私が見えていなかっただけで朝からずっと私の傍に居たのだろう。
でも……理屈は分からないけど。
見える……うん、見える。
その人は、声の主は――鏡の中に居た!!
(ここだ、ここ!)
鏡の中に二重に映っている私。
そのもう一人の私、うっすらと透けている隼人くんが――コチラに向かって手を振っていた。