チェンジ type R
まだ冷静になりきれない――そりゃあいきなり誰かと入れ替わるなんて珍事に遭遇してしまったのだ。冷静になれなくて当然なのだけど――そんな状態ながらに現状を把握しようと思う。
まず、私が入れ替わったと思われるこの『身体の持ち主』のことだ。
名前は『隼人くん』というらしい。
さっき玄関に来た女の人――見た目だとお姉さんかな?若そうに見えたのでお母さんではないとは思う――がそう呼んでいた。
鏡を覗いた時に見た顔の感じだと……きっと私と変わらないくらいの年齢。
十六歳か十七歳くらいではないかと思う。
肌が白くって、線の細い感じ。
身長は……170cmくらいかな?いつもの自分より視線が高いのにちょっと戸惑う。
体型は……けっこう細い。きっと体重も標準よりも軽いのだろう。
ちょっぴり体型を気にするお年頃の私としては羨ましい限り。
部屋の壁にはどこかの高校の学生服が掛けられている。
つまりは学生さん……先ほどの年齢の推測はほぼ間違いないだろう。
部屋の中を軽く見回してみる。
この『隼人くん』の情報を手に入れるためのブツが何か無いか……と。
まず、私が入れ替わったと思われるこの『身体の持ち主』のことだ。
名前は『隼人くん』というらしい。
さっき玄関に来た女の人――見た目だとお姉さんかな?若そうに見えたのでお母さんではないとは思う――がそう呼んでいた。
鏡を覗いた時に見た顔の感じだと……きっと私と変わらないくらいの年齢。
十六歳か十七歳くらいではないかと思う。
肌が白くって、線の細い感じ。
身長は……170cmくらいかな?いつもの自分より視線が高いのにちょっと戸惑う。
体型は……けっこう細い。きっと体重も標準よりも軽いのだろう。
ちょっぴり体型を気にするお年頃の私としては羨ましい限り。
部屋の壁にはどこかの高校の学生服が掛けられている。
つまりは学生さん……先ほどの年齢の推測はほぼ間違いないだろう。
部屋の中を軽く見回してみる。
この『隼人くん』の情報を手に入れるためのブツが何か無いか……と。