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少し気になって私は由紀にオススメされたアプリをダウンロードすることにした


ニートみたいな生活をしてる私にはちょうど良い暇つぶしになるかな?


そんな気持ちで

「由紀ー!ダウンロード完了したよ、これどしたらいいの? 」

お茶を飲みながら動画を見て笑っている由紀に私の携帯を渡した



「ここで検索したりして、通知とかしたい人はこのボタン押すの!あとは適当! 」


「へぇーすごい……これは良い暇つぶしになる……かも! 」


「でしょー? 」


それから2人でそのアプリに夢中になり
色んな人の動画やラジオを見たり聞いたりして



気がつけば夕方になっていた



私はそろそろ帰宅しようと思い
携帯をポケットにつっこんで
座椅子に置いた鞄を肩にかけた



「由紀、今日はありがとね!また連絡するよ! 」


「憂もありがと!帰り気をつけてね!またねー!」


それから扉を開け階段を下りて
靴を履いて

「お邪魔しましたー! 」

そう言いながら由紀の家を出てて
いつもより早めに歩きながら家に帰った











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