誕生日は2月14日
校門を入ると、根本くんがチョコを渡されている場面が目に留まった。
「ごめん。俺、好きな子からしか受け取る気ないから」
離れていたけど、その言葉は聞こえてきた。
その女の子は、俯いたまま学校へ入った。
その光景を修ちゃんと見ていたら、こちらに視線を向けた根本くんと目があった。
…なんか、気まずい。
でも、そんなこと気にせず、修ちゃんは根本くんに声をかける。
「相変わらず冷たい態度だな」
「下手に受け取りって、誤解されたくないので。
先輩は、たくさん貰ってますね」
「まぁ、せっかくの女の子からの気持ちだからね」
「ごめん。俺、好きな子からしか受け取る気ないから」
離れていたけど、その言葉は聞こえてきた。
その女の子は、俯いたまま学校へ入った。
その光景を修ちゃんと見ていたら、こちらに視線を向けた根本くんと目があった。
…なんか、気まずい。
でも、そんなこと気にせず、修ちゃんは根本くんに声をかける。
「相変わらず冷たい態度だな」
「下手に受け取りって、誤解されたくないので。
先輩は、たくさん貰ってますね」
「まぁ、せっかくの女の子からの気持ちだからね」