手にしたものは?〈短編〉
「はなっ!こっち〜」
私はゼミがが終ってから、少し遅れて飲み会に参加。
入学式から仲良くなった彩がすでに居酒屋で待ってた。
彩は、ショートカットが似合う美人さん。
男にこびないサバサバした性格が好き。
とゆーか、彩が男だったら惚れてる。
「彩、結構飲んだ?」
「まーね。はなも飲みなっほら♪」
彩とかサークルのメンバーに一気に飲まされてチョットほろ酔い。
大樹さんは…?
いたっ!
目合っちゃった。
でもこんな時、どうしたらイイか分かんない。
どうやって彼との距離を縮めたらイイのか分かんない。
純情ぶる訳ぢゃないけと、ある意味恋愛初心者なもんで。
「華乃遅い!こっち座れよ。」
強引に隣に座らせる大樹さんにドキドキしちゃう。
たぶん、他の新入生よりは、可愛いがってもらってると思う。たぶんね?