夜遊び嬢が姫様に?!(仮)
「ちげぇよ」
渓「たまにはこんな日もありかなって?」

柚「そうなのね...」
少し困った顔をする

「気にすんな」
渓「俺はさぁ...そんなに好きじゃなかったんだよな。でも信じてる奴の言うことが全て正しいんじゃないって今日は思った」
渓祐は奈央と陸翔の事を言ってんだな

渓「わりぃ。独り言だ」
少し苦笑いをすると柚姫華の頭を撫でる渓祐
柚「じゃあ私も独り言...」

そう前置きを置いて話始める柚姫華

柚「私を好きな彼の事を好きな彼女は私になりたいのかとずっと思ってたんだ...でもそれは違って。私を傷つけたいだけだった。そして、それは近い将来...私が今大事にしている人達を私自身が傷付けることなの。皮肉なものね」
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