夜遊び嬢が姫様に?!(仮)
そう

迷子の女の子をサービスカウンターに連れていって...
私も迷子になれないかな?なんてバカな事を考えてたらいつの間にか雨の中、街を歩いてたんだ

どうしてもその時の記憶がない

李「急に居なくなんなよ」
心配した
なんて柄にもないことを言って頭を撫でる


でも今は李桜くんの事なんて考えられない

...違う。
少し前から李桜くんと居るのがキツくなって、それから何も考えられなくなって

李「...きか、柚姫華!」
「あ、ごめん...あれ?ち、からが...入ん、ない」

上手く力が入らなくなってベッドに横になる
李「柚姫華...熱があるな。それに最近飯も全然食ってねぇだろ?」
声だけが耳に入るのにボーッとする
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