夜遊び嬢が姫様に?!(仮)
心
体調は悪いらしくまだ眠る柚姫華
悠「渓祐は傷見たんだろ?」
悠晴さんがいきなり渓祐に尋ねる
汰「俺らは今回のはまだ見てねぇけどよ、お前らには知ってて欲しい。遥希も望んでいるし、俺らもお前らが柚姫華を支えてくれると思ってこの学校へ来させた」
汰人さんは静かに言うと続ける
汰「無理にとは言わねーが、
少しでも良いと思うなら見ておいて欲しいんだ」
こんなに弱々しい汰人さんは初めて見る…
それに、遥希さんまで関わってるのか
詼「「見せてください」」
俺らの考えは同じだった様で見事に声が揃った
悠「さすが俺の教え子」
そう言うとフッと笑い
眠っている柚姫華の服を捲る
腹や腕、太股、背中
見える範囲だけでもすごい数の痣や傷痕
悠「チッ…今回はいつもに増して酷いな」
苦しそうに悠晴さんが呟く