負け犬も歩けば愛をつかむ。のレビュー一覧
男前なのにいい人過ぎる性格が災いして、ちょっぴり残念な部分が見え隠れするヒーロー、椎名さん。 久々に恋心を自覚したヒロイン千鶴ですが、どうやら彼には好きな人がいるみたいで……。 彼の誠実さやいい人ぶりに癒されながら読み進めていると、ふいに男の顔を見せられドキリと心臓を掴まれます。 もっと素の顔が見たい、狼になった彼を見たいと、どんどんページをめくらされながら悶々と妄想を膨らませてしまいました(笑) 途中ヒーロー目線のストーリーでは、理性と情熱の狭間で葛藤するヒーローに萌えました! 一方負け組のはずのヒロイン千鶴もとっても可愛らしく癒し系な性格。 好感度特大なヒロインとヒーローには著者様の性格が反映されているのかしらと思いながら読み進めました。 本当の勝ち組って何だろう。 幸せをつかむヒントが散りばめられた、キュンとしてハッピーな物語。
登場してくる男性陣が、ホントに個性的でカッコいい面子が揃ってます。 性格や考えは違えど、自分の信念みたいなものも持ってる人たちだった。 男の俺からみてもこうなりたいと思うので、女性には大人気だと思います。 もちろん女性陣も可愛いです。 個人的には九条さんが好きです。 文庫大賞に応募されるとのことで、仕事の内容もしっかり細かい描かれています。 オススメの作品です。
主人公の千鶴は社員食堂で働く彼氏ナシのアラサー女。 その彼女の前に現れたのは、マネージャーの椎名さんだった。 作者様はちょっぴり残念な男女とおっしゃいますが、一生懸命に働く千鶴も。 仕事以外のことも頑張る椎名さんも負け犬ではなく、可愛いヒロインに素敵なヒーロー。 個人的には勝手に勘違いをして、すれ違ってばかりいるふたりが、面白く可愛らしかったです。 恋愛模様だけでなく、文庫大賞のテーマである「働く男子」にピッタリなストーリーを、あなたもぜひ、お読みください。