始めての恋の味
…教室の前まで来たものの
緊張でドアを開けられません!

弘樹は待ってくれるけど…
緊張するよぉ…。

「そろそろ入ろうぜ?大丈夫か?」

『う、うん。頑張る!』

「頑張るって…んじゃあ開けるからな」

苦笑いしながら弘樹が
教室のドアを開ける。

ガラガラガラーーー

………

わぁ…なんか注目されてる気がする。

皆の視線が痛いよ!

「おい。大丈夫か?」

弘樹が顔を覗き込んでくれる。

『うん。なんか注目されてる気がして…なんでだろ。顔になんかついてる?』

「………自覚しろよ」ボソッ

『ん?』

「なんでもねぇ///」

ううう〜。やっぱ、何かついてるのかも

「ほ、ほら!はやく席着くぞ」

『あ、うん!』



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