始めての恋の味
私の席は窓側の1番後ろで
弘樹の席は廊下側の1番前だった。

つまり…

席がめっちゃ離れてる!!!!

ううう〜どうしよう。泣

このクラス、弘樹と私しか同んなじ小学校いないからな…。

うーん…


「なぁ!あんた名前なんていうん??」

おぉ。さっそく友達を作ろうとしてる人もいるのか。すごいなぁ!

「…おーい!無視せんといてー!」

え、無視してる人がいるの!?

ひどい人だな!

「えっと…これなんて読むんやろ?
さ…さやか?」

え!私の名前??

ゆっくり顔を上げたら
ニカッって笑う元気な笑顔!

「さやかちゃん!うち、高橋 玲奈ちゅう ねん!よろしくな!」

わ!自己紹介されちゃった!

『あ!私は佐藤 彩だよ!よろしくー!』

「おぉ!さっき無視されたから嫌われたんかと思ったわ!」

『ごめん!私に言ってると思わなかった!』

ううう…ひどい人は私だったんだね。汗

「大丈夫やで!うち、関西の学校から来たから友達いないねん。友達…なってくれへんか?/// 」

キャー可愛い!
関西弁ってのもいいね!

『うん!ありがとう!友達になろ!』

「よかったわ〜!ありがとう!」

『うん!』
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