君想い【完】


「お帰りー!」

ベットでマンガを読みながら元気に返事をしてくれた。


昨日とは違う、満面の笑みで迎えてくれた。


「成績表持って返ってきたよ。さりちゃんひどいよ!成績!」

「なんで見たの?最低!」

クッションを投げ付けられ、さらにマンガも投げられた。

でも物を投げるくらい元気になったのを見て、

僕は安心した。
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