小さなルルナくん。


「ルル…?一体何があったの?」


「ごめん。部屋を綺麗にしようと思ったら汚くなった」


えっ?


てか、どうやったらこんなに汚く出来るのよ…


やっぱり中身は子供なんだね。



「ありがとう。その気持ちだけで十分だよ」


「ホントか?」


「うんっ」


そう言うと、さっきまで落ち込んでいたルルは


ニパァっと笑顔になった。

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