小さなルルナくん。



この日、初めてのゲンコツだった。




「いてっ…」


ルルは頭をおさえながら離れた。


「ルルのバカっ!」


大人になった以上、


簡単に接近してこないでよぉ!//


「…俺、何か怒らせた?」


「別にっ!ご飯の支度するからテレビでも見てて!!」

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