小さなルルナくん。



…本当は、子供のくせに。


何でこんな子に一瞬でもドキッとなるのよ…。



………ルルのにおいがする。


ふんわりで、優しくて、子供のようなにおい。




「……うわぁぁぁぁん!!!」


ついに、薫はその場に崩れ落ちて


泣き始めてしまった。


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