小さなルルナくん。


「話なんて、家でも出来るんだからいいじゃん。ほら、行ってあげて!」


ルルの大きな背中を押して、


その子の所へ向かわせた。



告白なんて、簡単に出来るものじゃない。



きっと、さっきの子は


悩んで告白するって決意したんだ。



だから…告白を聞けるだけでも、


聞いてあげて。


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