小さなルルナくん。


「いてっ……何すんだよ、柚」


「春馬くんに失礼でしょ!…ごめんね、春馬くん」


「いいよ、気にしないで。子供だから仕方ないよ」


「だから、俺は子供じゃ……もごごっ!」


ルルが話しきる前に口元を手でおさえた。



…どうみても子供でしょ。


もぉー、仕方ないんだから。


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