小さなルルナくん。


…何かがおかしい。


皆が私を避けるような目で見ている。


私がルルと歩いているから?


それとも他に何か?







教室に入った途端、


にぎやかだった教室が


一瞬で静まってしまった。



…えっ……?


どうして…


「…ねぇ、昨日春馬くんとデートしたんだって?」


と、数人組の女子たちが近づいてきた。


「っ……!?」


何で私が春馬くんといたってことを…



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