小さなルルナくん。


今、1番会いたくて…



声が聞きたかった…ルルがいた。




「ルル…っ……」


「遅くなってごめんな。もう大丈夫だから」


そう言って、ルルは春馬の腕をひねりあげた。



「いてっ…!やめろっ……」


「柚を酷い目にあわせやがって。骨折ってやる」

ルルの目は、若干赤く滲んでいて


いつものルルからは想像もつかないくらい


怖かった。


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