小さなルルナくん。


「ルル……私ね………ルルのこと………」


と、言いかけた時、


ルルの人差し指が唇にそっと触れた。


「柚、言わないで。そのセリフは…俺が帰ってきた時に必ず言うから」


っ……///!?


それって………。


「 柚と俺は…歳の差もある。それでも、柚は俺を待っててくれる?」


そんなの………。


「そんなの当たり前だよ、バカっ!!」


ルルの腰に手をまわした。


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