小さなルルナくん。



その日、雨が降っていて


傘を持ってこなかったあたしは


雨が止むまで玄関で待っていた。




すると、偶然来た春馬くんが


自分の傘をあたしに貸してくれて…


春馬くんは濡れて帰っていったの。



その優しさに…惹かれていた。



でも、クラスも違うし、人気だから


片想いでいるんです。


彼はあたしのこと知らないと思うけど。


それでもいいの。





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