小さなルルナくん。


えっ…………?


この声、聞いたことある。



ドキッとして、優しい声…





振り返ると、そこにいたのは春馬だった。




う、嘘っ………!?//


どうして、春馬くんが…?




「女の子が風邪でもひいたら大変だから」


春馬はそう言って


持っていた折りたたみ傘を手のひらにのせた。


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