やきもちmaster♡天然maid
「う、ん……。分かった…」
…実瑠來の熱で熱くなった体が俺の体も熱くさせる。
抱きしめてわかる実瑠來の体温と胸の膨らみ。
はぁ……幸せ…。
「……そろそろ、辰樹のところのお手伝いいかなきゃ。」
「は?熱があるんだから休んどけよ。」
「だめ!辰樹のおかげで梛咲が好きが分かったから!」
…そう言われれば俺も辰樹のおかげでここに来れたんだった。
「梛咲も一緒に行こ!」
「はいはい。辰樹のことだからもう出来上がってそうだけどな。」
そう言って今までで実瑠來と一番近い距離で並んで調理室に向かう俺と実瑠來だった。