やきもちmaster♡天然maid

「ふふふ。もうお母さんいるかな…?」




3人で門のところに止まっていた車にいつもの順番で乗り込む。




「ははっ梛咲様スルーされてる…今日の朝、清掃会社の車が止まってたからもう終わってると思うよ。」



「う、うっせー!実瑠來!!もう宿題教えてやんねーから…」




えっっ!?それは困るよ!!!




「…実瑠來は、僕たちと離れて悲しくないの?」




「…おい、辰樹。なに俺の台詞またスルーさせようとしてんだよ。」




「さ、寂しいけど夏休みは勉強しにいくし…お隣だし……お休みの日は朝早く起きなくてよくなるから…少し嬉しいだけ!」



辰樹が悲しそうな顔をして聞くから一生懸命に答えた。




「そっか…じゃあ実瑠來が来るの遅いなって思ったら、これから僕が実瑠來の御屋敷にいくからね!」


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