やきもちmaster♡天然maid


実瑠來と両想いになってすぐに、こんな寂しい気持ちになるなんて……ついてねぇな。




「実瑠來、ちゃんと俺の買い物に付き合ってね。ずっと俺のそばにいなきゃキスするから。」



そういって車を出ようとするあいつ。



考え事をしてる間に、買い物をする場所であろうホームセンターについていたみたいだった。




つーか、なにがずっとそばにいろだよ。




「ず、ずっと…?わ、わたしもここ来るの初めてだから色んなとこみてみたいんだけど…最初だけ自由行動にしよっ?」




チラッと俺のことを見た実瑠來。



…まさか、俺といる時間を作ろうとしてる?




待って、それは可愛すぎるだろ…っ。


< 233 / 292 >

この作品をシェア

pagetop