やきもちmaster♡天然maid



「じゃ、実瑠來いこ。」



梛咲と辰樹が玄関に入るまで見送るつもりだったけど、レムから腕を引っ張られたから最後まで見送れなかった。




そして腕を引っ張られたまま、レムの部屋に。




「……実瑠來はあいつのどういうところが好きなの?」



ベッドの前まで来ると肩を押され、わたしはベッドの上に倒れた。



「…ちょっ、なにするの……!?」




上からはレムが乗っかってきて押し倒されるような状態になっていた。




「ねぇ、どういうところが好き?」




「な、梛咲のこと?」




「他に誰がいるの?…今日、俺に嘘をついて2人でキスしてたでしょ?」




なっ…なんで分かったの?!




「俺の約束……守れないならお仕置きしなきゃ。」



つつつつ………



!?



「こんな、分かりやすいとこにキスマークつけて。隠すつもりないよね。」



レムの指が首筋をなぞる。


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