やきもちmaster♡天然maid
ぱちっ。
「………………。」
あれ、なんで俺…ベットに…?
今、ドアのところまで……。
隣を見ると実瑠來がいない。
「………っ夢…か。」
コンコン…。
「レムーーーっ朝ごはん出来たって!食べる〜〜?」
…本当に夢なんだな。実瑠來が外で呼んでる声がする。
今度こそドアのところまでいって扉をあける。
「……食べるけど。」
「あ!おはよう!疲れは取れた?」
「さぁね。」
あんな夢みたくなかった……そうしたらこんなに惨めな思いしないのに。
実瑠來に冷たく当たっちゃうことしかできない。
どうりであんなに実瑠來が積極的だったわけだよな。
「レム、さっきからため息ついてるよ?どうしたの?」