やきもちmaster♡天然maid


「俺はあーいう夫婦になりたいな…俺たちもラブラブの練習してみる?」




「ば、バカ、何言ってんのっ!……っごほっごほ…」




「ふははっ!……大丈夫…?ふふ…」



むせて咳き込んでる実瑠來。



「…そんなに笑って…心配してないでしょ?」



……こんな風にずっと実瑠來と過ごしていたいな。





もし結婚がなしになったら、俺はロシアに戻って独りになる。




もうこの気持ちに気づいてしまったから両親がいたとしても、実瑠來がいなければ全部つまらなくて孤独に感じる…あの時がそうだったから。

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