やきもちmaster♡天然maid


……絶対に実瑠來のそばから離れたくない。




あいつなんかに実瑠來は渡せない。




「…実瑠來。」



「んっ?なに?」



ちゅっ



「好きだよ。」




あぁ……もっと触れたい。





「ちょっと!なにっ!?お父さんもお母さんもいるのになんでちゅうすんのっ……!」



「舐めるのも、キスも似たようなものだからいいかなって思って。」



「うーー…っもう!レム危険!!…ごちそうさまっ!」



実瑠來は椅子から立った。



「あら、やっぱオムレツのときは食べ終わるの早いのね。」




「うん!美味しいから!いまから宿題やるからっ。じゃあっ」



「ちょ、実瑠來…まっ………」



引き止めようとしたらもう急ぎ足で出て行ってしまっていた。

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