やきもちmaster♡天然maid



「なっっ!?し、しないから!!」



あーーっどうしよ。本当に可愛い…。



キス以上のことも…したくなる。



「わっ、わたし喉乾いたから飲み物飲んでくるっ!」


ぱしっ



「何言ってんの。ここに冷蔵庫置いてあんじゃん。」



「うっ…あっえと、少しお菓子も食べたから取りに行くついでに……!!」




なんなの。嘘下手すぎ。



俺から逃れたいのがバレバレ。




「じゃ、俺もいく。ほらっいこっ。」



「う、うん……。」



俺ってこんなやつだったっけ……。



自分でそう思いながらも、実瑠來の執着は強まるばかりだった。

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