やきもちmaster♡天然maid


「梛っ……「何の用?いま大事な話してるんだけど?つーかまずあんたは実瑠來に近づいていいなんていってない。」



……こ…こわ……今まで見たことのない表情と声色でこの場をシーンとさせる。



「あっそ。許可とかどうでもいいから。」



「な、梛咲くん?少したったらまた来てくれるかな…今少し……」



「実瑠來のお父さん、俺…実瑠來が好きなんです。婚約者がいても、好きだし諦められないです。」



梛咲……。




「ふーん?あんた、度胸あるねー…俺の両親の前でよく言えるよ。でも残念だね。今更そんなこと言ったってなにも変わらない。」


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