やきもちmaster♡天然maid
「それじゃ僕がお風呂にお供して痛くならならないよう、手伝いしましょうか?」
「「えっ!?」」
「ふふ、ちょっとしたジョークです。」
「なに、なに言ってんですか!?」
「つ、つまんねぇ冗談言ってんじゃねえよ。」
「失礼しました。それでは、迎えの車も着いているようですから行きましょう。」
わたしの荷物と梛咲様の分、緒方さん自身の3つの鞄を持って先に歩き出す。
「待ってください緒方さん。わたしのは自分で持てますから!」
「かまいませんよ、そういえば実瑠來様。」
緒方さんが歩くペースを落としてわたしと並んだ。
「はい?なんですか?」
「数学のテストはどうでしたか?」