やきもちmaster♡天然maid
*実瑠來side

夕食を作る前まで、テキストを広げてお勉強タイム。



左右には頼もしい講師が2人もいる。



だけど、めちゃくちゃねむい!




だめだ、頭に入らないよー。




「おい、バカ実瑠來!」



ぱこんっ!




「っ痛った〜。」




「お前、なんのためにこの時間を割いてやってると思ってんだよ。」




「わ、分かっています!でも、まるでまぶたにダンベルを置かれたように勝手に閉じていってしまうん…「だったら目が覚めるように塩水でも垂らすか?」




「それは痛いですって!目がおかしくなっちゃったらどうするんですか。」




「それはそれで仕方ないじゃん。」




仕方なくないっ!

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