やきもちmaster♡天然maid
*辰樹side
「…ん…んん!?」
窓から朝日が差し込んでいて、いつもなら起きている時刻だ。
しかし、なんだかいつもと違う寝心地というか…なにかが僕に触れている感覚。
「んわぁぁぁ!?」
な、なんで実瑠來様と寝てるんだ!?
「…っせーなぁ…んだよ……?」
えっ!?その声は梛咲様!?
実瑠來様の隣で身体を起こしたのはやはり梛咲様で、そう言って目をこすりながら僕を睨む。
「なぜ、梛咲様と実瑠來様がここで寝てるんですか?」
「…あー。…酔いさめたんだ。よかったじゃん。」
酔い?