やきもちmaster♡天然maid

とっさに実瑠來様の肩を掴んでいた。




「ち、違うんです、実瑠來様のことは本当に大好きです!」




「へ?」




「近すぎるから!離れろ!つーか、辰樹。昨日どこまで覚えてんの?」




「えっと…夕食の片付けをして…あれ、そのあとは…あやふやですね、どうやって部屋に来戻ってきたんでしたっけ…。」




「あっじゃあ、ワイン飲んだのはわたしと食器を洗ったあとだったんですね?」




ワイン?




「…はっ!ああ!そうでした、そうでした!!旦那様に少しだけ付き合ってくれって言われて…!!」

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