恋しい桜舞う空で。




そして、



何か翔に気に食わない
ことがある度に



私は暴力をふるわれた。


次第にエスカレート
していく暴力。



もう、私は翔に
愛情なんてなかった。



ただただ、
翔が怖かった。




別れ話なんてしたら、
次は殺されるかも……



そんな事が
私の頭をよぎり始めた。





-----------怖いよ…




怖いから
別れられない。



どんどん
顔に傷が増えていく。



心にも傷が増えていく。



-----------殺されるくらいなら、私させ我慢すれば……




そして、今の現状に至る。




まだ怖くて別れられず、付き合い続けている。







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