恋しい桜舞う空で。




-----------パシッ



「え゛…」



「おい、



いい加減にしろよ」




---------悠斗くん!?



さっきまで私の前にいた悠斗くんが



気がつくと私の後ろにまわり、



中年痴漢男の手を
叩いて払いのけていた。



「誰も見てねぇと思って



か弱い女子高生の体触ってんじゃねぇよ…」



悠斗くんが中年痴漢男を睨み付けた。



今まで見たことのない
悠斗くんがそこにいた。








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